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恋人が浮気する夢の意味は逆夢?不安と嫉妬が映す潜在意識のサイン


目次

隣にいるはずの相手が、知らない誰かといた

その光景が、はっきり見えてしまった。

恋人が、自分じゃない誰かと、楽しそうにしている。笑い合って、寄り添って。胸の奥がずきっと痛んで、心臓がばくばく鳴り出した。声をかけようとしても、足が動かない。目が覚めた瞬間、まだ怒りと悲しみが胸に残っていて、隣で眠る相手を、思わずじっと見てしまった。

恋人が浮気する夢は、後味が最悪だ。

朝から相手にちょっと冷たくしてしまった、なんて経験をした人もいるはず。でも、先に伝えておきたい。この夢は、相手の浮気を予言するものではない。夢占いでは逆夢、つまり現実とは反対の意味を持つことが多い。そして何より、この夢が映しているのは相手の行動ではなく、あなた自身の心の状態だ。

不安、嫉妬、自信のなさ。それらが、浮気という最悪のシーンを借りて、夢に現れている。

浮気される夢が象徴するもの

浮気される夢の正体は、喪失への恐れだ。

大切な人を失いたくない、自分以外の誰かに取られたくない。その不安が強いほど、夢はそれを過激な形で見せてくる。どうでもいい相手なら、浮気されても夢で胸は痛まない。あの痛みの大きさこそ、相手をどれだけ大事に思っているかの証明でもある。

つまりこの夢は、相手への愛情の深さと、それを失う恐れが、セットになって現れたものだ。

予知夢ではなく、逆夢とされる理由

なぜ、浮気される夢が逆夢になるのか。

夢占いには、強い不安を伴う夢ほど、現実では正反対の結果が訪れる、という考え方がある。浮気されて取り乱す夢を見た人ほど、現実では関係が安定していく、というふうに読まれてきた。

理屈としても、筋は通っている。失うことを恐れる気持ちは、相手を大切にする気持ちの裏返しだ。その大切さに改めて気づくと、人は相手にもっと優しくなる。結果として、関係はむしろ深まる。怖い夢が、二人の距離を縮めるきっかけになることがある。


状況別・浮気される夢を深読みする

浮気を目撃してしまう夢

その現場を、目の前で見てしまう夢。

(…あの、心臓がぞわっと冷たくなる感じ。起きても動悸が残ってた)

これは、失うことへの恐れと、それを直視したくない気持ちの表れだ。心のどこかで抱えている不安を、夢が容赦なく見せてくる。実際に何かあったわけじゃなくても、あなたの中の心配が、映像になって現れている。

見たくないものを夢で見せられるのは、それだけ向き合うべき不安が大きいということ。でも、見えたということは、気づけるということでもある。

浮気されて泣く・取り乱す夢

涙が止まらない、感情が爆発する夢。

これこそ、逆夢の典型とされる。激しく悲しむほど、相手への愛情が深いということ。失う痛みを夢でこれだけ味わうのは、その関係があなたにとって、かけがえのないものだからだ。

夢占いでは、こうした夢のあとに関係が好転する、と読まれることが多い。泣いて目覚めた朝こそ、相手の存在の大きさを、心が思い出した瞬間なのかもしれない。

浮気されても平気な夢

浮気されているのに、なぜか何も感じない夢。

これは、少し立ち止まる価値がある。相手への気持ちが、冷めかけているサインかもしれない。あるいは、関係に対して、どこか距離を置きたい気持ちが芽生えているのかもしれない。

ただ、平気でいられるのは、それだけ心が成熟して、相手を信頼しきっている場合もある。揺らがない安心感の表れとして読めることもある。

浮気相手が知っている人だった夢

浮気の相手が、見覚えのある顔だった夢。

これは、その人物への嫉妬や、劣等感を映すことが多い。あの人みたいになりたい、あの人にはかなわない。そんな比較の気持ちが、浮気相手という形で現れる。相手は実際の浮気相手ではなく、あなたが密かに意識している誰かの象徴だ。

夢がその顔を見せてきたのは、あなたが自分を、誰かと比べて落ち込んでいるサインかもしれない。


あなたの心の状態が映る理由

愛情不足を感じているサイン

浮気される夢を見やすいのは、こんなときだ。

相手が仕事で忙しい、最近かまってもらえていない、二人の時間が減っている。そんなふうに、愛情が足りていないと感じているとき、夢は不安を浮気という形で見せてくる。

これは、相手が冷たくなったという事実より、あなたが寂しさを抱えているサインだ。もっと一緒にいたい、もっと大事にされたい。その満たされない気持ちが、夢の引き金になっている。

独占欲と自信のなさ

もうひとつの根っこが、自信のなさだ。

自分には魅力がない、相手にふさわしくない。そんな思い込みがあると、いつか他の誰かに取られるんじゃないか、という不安が膨らむ。その恐れが、浮気される夢として現れる。

相手を縛りたい独占欲も、根は同じだ。失う怖さの裏に、自分への自信のなさが隠れている。スピリチュアルな観点では、この夢は、相手より先に自分自身を信じてあげて、というサインとして読める。


潜在意識が浮気を見せる理由

脳は、最悪の事態をリハーサルする

ここで、興味深い説を。

夢には、脅威のシミュレーションという役割があるとする説がある。眠っている間に、起こりうる最悪の事態を疑似体験しておくことで、現実でそれが起きたときに備える、という考え方だ。原始時代、危険を夢でリハーサルした人ほど、生き延びやすかったのではないか、とも言われている。

これは浮気の夢に、そのまま当てはまる。

恋人を失うというのは、心にとって大きな脅威だ。だから脳は、その最悪のシーンを夢で再生して、いわば避難訓練をしている。怖い夢を見たのは、あなたの心が、大切なものを守ろうと必死に働いている証拠なのかもしれない。

不安なときほど、この夢を見やすいという話

もうひとつ、心理学の知見を。

人との関わり方には、いくつかのタイプがあるとされる。中でも、見捨てられることに敏感なタイプの人は、恋人に去られる夢や、浮気される夢を見やすい、という指摘がある。つまり夢の内容は、相手の行動ではなく、あなたの不安のクセを映していることがある。

これは、ある意味で安心できる話だ。浮気の夢を見るのは、相手が怪しいからじゃない。あなたが、それだけ愛情を大切に思い、失うことに敏感だから。夢が責めているのは相手ではなく、あなたの中の不安なんだ。


実体験・体験談

浮気される夢の後に関係が深まった話

知人の経験を紹介する。

彼女は、恋人が浮気する夢を見て、朝から胸がもやもやしていた。本人は何もしていないのに、なんだか責めたくなる。そんな自分に、彼女自身が戸惑っていたという。

(…思い切って、こんな夢見ちゃった、って恋人に話したらしい)

すると、その雑談がきっかけで、最近すれ違っていたこと、寂しかった気持ちを、素直に伝えられた。相手も、忙しくてかまえていなかったと謝ってくれた。夢の話という軽い入り口があったから、重くならずに本音を出せたわけだ。あれ以来、二人はぐっと近くなったと彼女は笑っていた。怖い夢が、結果的に絆を深めた。

繰り返した浮気の夢が止まったとき

自分の話も書く。

ある時期、恋人が浮気する夢を、繰り返し見た。毎回、知らない誰かと一緒にいて、胸がずきずきする。起きると、本当に泣きそうになっていた。

当時、相手が仕事で忙しくて、会える時間が減っていた。寂しさが募って、そのうえ、自分なんて魅力がないんじゃないか、と勝手に落ち込んでいた。浮気の夢は、その寂しさと自信のなさを、そっくりそのまま映していた。

自分の気持ちを正直に伝えて、同時に、自分の好きなことに打ち込む時間も増やした。少しずつ自分を取り戻したら、あの夢は来なくなった。揺らいでいたのは相手じゃなく、自分の心のほうだった。


浮気される夢が伝えるメッセージの使い方

浮気される夢を見た翌朝、思い出してほしいことがある。

泣いたか、平気だったか。目撃したのか、相手は知っている人だったか。

泣いて取り乱す夢なら、逆夢の可能性が高い。それだけ相手を大切に思っている証拠だ。その気持ちを、相手にもっと向けてみる。いつもより少しだけ、言葉や時間を渡せばいい。

平気だった夢なら、自分の気持ちが今どこにあるか、静かに見つめてみる。冷めかけているのか、信頼しきっているのか。その違いは、自分が一番わかっている。

知っている人が浮気相手だった夢なら、自分を誰かと比べていないか確かめる。相手を疑う前に、自分への自信を取り戻すサインだ。

浮気される夢は、相手の行動を告げる予言じゃない。あなたの中の不安や寂しさ、自信のなさを映す鏡だ。脳が最悪の事態をリハーサルしているだけで、現実とは関係ない。夢があなたにこんなシーンを見せたなら、それはきっと、自分の気持ちに向き合って、自分自身を信じてあげて、という知らせだ。隣で眠る相手を責める前に、まず自分の心を、そっと抱きしめてやればいい。

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この記事を書いた人

元々、広告代理店でコピーライターとして働いていた、ごく普通のサラリーマン主婦です。

大学では心理学を専攻。
特にユング心理学の「夢分析」に強く惹かれ、
卒業後も独学で研究を続ける。

その一方で、

神社巡り

瞑想

引き寄せの法則
などのスピリチュアルも好き。

「科学とスピリチュアルの中間点」に立つことで、
どちらかに偏らない解釈を心がけています。

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